データ可視化2026-03-078分

Excelダッシュボードの作り方|ピボットとグラフで見える化

Excelダッシュボード作り方ピボットテーブルグラフ

Excelでダッシュボードを作る方法を解説。データ整理、ピボットテーブル、グラフ作成のステップで経営指標を見える化します。

「BIツールは敷居が高い。まずはExcelでダッシュボードを作りたい」—— そんな方は少なくありません。Excelはほとんどの企業で使われており、 追加コストなしでダッシュボードを作成できます。 本記事では、Excelでダッシュボードを作る手順とコツを解説します。

1. 準備:データの整理

ダッシュボードを作る前に、元データを整理しましょう。

  • テーブル形式にする:1行目がヘッダー、2行目以降がデータ。結合セルは避ける
  • データ型を統一:日付は日付型、金額は数値型に。文字列混在はNG
  • 空白行・空白列をなくす:ピボットテーブルが正しく認識しないことがある
  • 「テーブル」機能を使う:Ctrl+Tでテーブル化すると、データ追加時に自動拡張される

2. ピボットテーブルで集計する

ピボットテーブルは、Excelダッシュボードの核となる機能です。 大量のデータを集計・クロス分析するのに適しています。

  • 挿入→ピボットテーブルで作成
  • 行に「月」や「カテゴリ」、値に「売上金額(合計)」をドラッグ
  • フィルターに「年度」や「部署」を設定すると、絞り込みが可能
  • ピボットテーブルは別シートに作成し、ダッシュボード用のグラフだけを表示シートに配置するのがおすすめ

3. グラフを作成する

ピボットテーブルからグラフを作成します(ピボットグラフ)。

  • 棒グラフ:月別・カテゴリ別の比較に最適
  • 折れ線グラフ:時系列の推移を見る場合に
  • 円グラフ:構成比を示す場合に。ただし項目が多いと見にくい
  • 数値カード(セル参照):KPIの数値はグラフではなく、大きなフォントのセルで表示する

4. ダッシュボードシートにまとめる

  1. 新しいシートを作成し「ダッシュボード」と名前をつける
  2. 作成したグラフを切り取り、ダッシュボードシートに貼り付ける
  3. 上部にKPI数値カード(今月売上、前月比など)を配置
  4. 中段にトレンドグラフ(折れ線)を配置
  5. 下段にカテゴリ別の内訳(棒グラフ・円グラフ)を配置
  6. スライサーを追加して、年月やカテゴリで絞り込みできるようにする

5. 見やすくするコツ

  • 色を3色以内に抑える:メインカラー1色+アクセント1色+グレーが基本
  • グリッド線を非表示にする:表示→グリッド線のチェックを外す
  • セルの枠線を使わない:背景色で区切りを表現する
  • フォントを統一:メイリオやゴシック系で統一すると見やすい
  • 印刷範囲を設定:1ページに収まるようにレイアウトする

6. Excelの限界と次のステップ

Excelダッシュボードは手軽ですが、以下の限界があります。

  • リアルタイム更新ができない(手動でデータ更新が必要)
  • 複数人での同時編集が難しい
  • データ量が大きくなるとパフォーマンスが低下する
  • Webブラウザでの共有には向かない

これらの課題を感じたら、Looker StudioやAIダッシュボードツールへの移行を検討しましょう。

まとめ

Excelダッシュボードは、ピボットテーブル+グラフ+スライサーの組み合わせで作れます。 まずは身近な売上データで1枚作ってみて、ダッシュボードの効果を実感してみてください。

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