Excelでダッシュボードを作る方法を解説。データ整理、ピボットテーブル、グラフ作成のステップで経営指標を見える化します。
「BIツールは敷居が高い。まずはExcelでダッシュボードを作りたい」—— そんな方は少なくありません。Excelはほとんどの企業で使われており、 追加コストなしでダッシュボードを作成できます。 本記事では、Excelでダッシュボードを作る手順とコツを解説します。
1. 準備:データの整理
ダッシュボードを作る前に、元データを整理しましょう。
- テーブル形式にする:1行目がヘッダー、2行目以降がデータ。結合セルは避ける
- データ型を統一:日付は日付型、金額は数値型に。文字列混在はNG
- 空白行・空白列をなくす:ピボットテーブルが正しく認識しないことがある
- 「テーブル」機能を使う:Ctrl+Tでテーブル化すると、データ追加時に自動拡張される
2. ピボットテーブルで集計する
ピボットテーブルは、Excelダッシュボードの核となる機能です。 大量のデータを集計・クロス分析するのに適しています。
- 挿入→ピボットテーブルで作成
- 行に「月」や「カテゴリ」、値に「売上金額(合計)」をドラッグ
- フィルターに「年度」や「部署」を設定すると、絞り込みが可能
- ピボットテーブルは別シートに作成し、ダッシュボード用のグラフだけを表示シートに配置するのがおすすめ
3. グラフを作成する
ピボットテーブルからグラフを作成します(ピボットグラフ)。
- 棒グラフ:月別・カテゴリ別の比較に最適
- 折れ線グラフ:時系列の推移を見る場合に
- 円グラフ:構成比を示す場合に。ただし項目が多いと見にくい
- 数値カード(セル参照):KPIの数値はグラフではなく、大きなフォントのセルで表示する
4. ダッシュボードシートにまとめる
- 新しいシートを作成し「ダッシュボード」と名前をつける
- 作成したグラフを切り取り、ダッシュボードシートに貼り付ける
- 上部にKPI数値カード(今月売上、前月比など)を配置
- 中段にトレンドグラフ(折れ線)を配置
- 下段にカテゴリ別の内訳(棒グラフ・円グラフ)を配置
- スライサーを追加して、年月やカテゴリで絞り込みできるようにする
5. 見やすくするコツ
- 色を3色以内に抑える:メインカラー1色+アクセント1色+グレーが基本
- グリッド線を非表示にする:表示→グリッド線のチェックを外す
- セルの枠線を使わない:背景色で区切りを表現する
- フォントを統一:メイリオやゴシック系で統一すると見やすい
- 印刷範囲を設定:1ページに収まるようにレイアウトする
6. Excelの限界と次のステップ
Excelダッシュボードは手軽ですが、以下の限界があります。
- リアルタイム更新ができない(手動でデータ更新が必要)
- 複数人での同時編集が難しい
- データ量が大きくなるとパフォーマンスが低下する
- Webブラウザでの共有には向かない
これらの課題を感じたら、Looker StudioやAIダッシュボードツールへの移行を検討しましょう。
まとめ
Excelダッシュボードは、ピボットテーブル+グラフ+スライサーの組み合わせで作れます。 まずは身近な売上データで1枚作ってみて、ダッシュボードの効果を実感してみてください。
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