
ガバナンス会議の議事録の書き方を解説。コーポレートガバナンス体制の整備、内部統制、リスク管理の記録方法まで、ガバナンス会議の議事録作成ガイドです。
コーポレートガバナンス会議、議事録は万全ですか?
コーポレートガバナンス会議は、企業の経営の透明性・健全性を確保するための重要な会議です。取締役会・監査役会との連携や、コンプライアンス体制の見直しなど、議事録の正確な記録が法的にも求められる場面が多くあります。
この記事では、ガバナンス会議の議事録テンプレート・記載のポイント・AI活用による効率化を解説します。
コーポレートガバナンス会議とは?
コーポレートガバナンス会議は、経営の監督機能を強化し、株主・ステークホルダーの利益を守るための会議体です。上場企業ではコーポレートガバナンス・コードへの対応が求められ、非上場企業でも内部統制の強化が重要視されています。
| 項目 | ガバナンス会議 | 取締役会 | 経営会議 |
|---|---|---|---|
| 目的 | 経営の透明性・健全性確保 | 経営の意思決定 | 業務執行の方針決定 |
| 参加者 | 社外取締役・監査役・法務 | 取締役全員 | 執行役員・部長 |
| 頻度 | 四半期〜半期 | 月1回 | 週1〜月1 |
| 法的要件 | コード対応・開示義務 | 会社法上の義務 | 社内規程による |
議事録に記載すべき6つの項目
1. ガバナンス体制の現状報告
取締役会の構成・社外取締役の比率・各委員会の活動状況など、現在のガバナンス体制を確認し記録します。
2. コンプライアンス報告
内部通報制度の運用状況、法令違反のリスク、研修の実施状況など、コンプライアンスに関する定期報告を記録します。
3. リスク管理状況
重大リスクの一覧、発生確率と影響度の評価、対応策の進捗を記録します。リスクマップの更新もこの場で行います。
4. 内部監査の結果
内部監査部門からの報告を記録します。指摘事項と改善状況を一覧化し、フォローアップの期限を設定します。
5. 株主・ステークホルダー対応
株主総会での質問事項、投資家からの要望、ESG対応の進捗など、外部ステークホルダーへの対応状況を記録します。
6. 決議事項・アクションアイテム
会議で決定された事項と、今後のアクションを担当者・期限付きで記録します。
ガバナンス会議のテンプレート
| 会議名 | コーポレートガバナンス委員会 第○回 |
| 日時 | 2026年○月○日 10:00〜12:00 |
| 出席者 | 社外取締役2名・監査役1名・法務部長・経営企画部長 |
| ガバナンス体制 | 社外取締役比率33%(目標40%に向け候補者選定中) |
| コンプライアンス報告 | 内部通報件数:前四半期比+2件(ハラスメント関連)→研修強化を決定 |
| リスク管理 | サイバーセキュリティリスクを「高」に格上げ→CISO任命を検討 |
| 内部監査結果 | 経費精算プロセスに改善指摘あり→3月末までに是正完了予定 |
| 決議事項 | ①CISO設置の取締役会付議 ②ハラスメント研修の全社実施 |
| 次回予定 | 2026年○月○日 10:00〜 |
ガバナンス会議の議事録作成で注意すべきポイント
- 法的証拠としての正確性:ガバナンス会議の議事録は、株主代表訴訟等で証拠資料となる可能性があります。発言内容を正確に記録しましょう。
- 機密情報の管理:内部通報や監査結果など機密性の高い情報を含むため、アクセス権限の設定が重要です。
- 社外取締役の発言記録:社外取締役の意見・助言は経営判断の根拠として重要です。発言者を明記して記録します。
- 決議の賛否記録:重要な決議事項については、賛成・反対・棄権の数を正確に記録します。
AI議事録ツールで効率化するメリット
ガバナンス会議は長時間かつ内容が多岐にわたるため、手動での議事録作成は大きな負担です。AI議事録ツールを活用すれば、以下のメリットがあります。
- 発言者の自動識別で社外取締役の意見を正確に記録
- 決議事項の自動抽出で記載漏れを防止
- 過去の議事録との横断検索でガバナンス改善の経緯を追跡
- アクセス権限管理で機密情報を適切に保護
まとめ
コーポレートガバナンス会議の議事録は、経営の透明性と説明責任を果たすための重要な記録です。テンプレートを活用して記載項目を標準化し、AI議事録ツールで正確性と効率を両立させましょう。
まかせるシリーズ
業務効率化なら、他の「まかせる」シリーズも
紙の書類をAI-OCRで瞬時にデジタル化。月額¥1,480から。
まかせる書類を見る →Googleマップの口コミ返信・投稿をAIで自動化。月額¥2,980から。
まかせるMEOを見る →