
オンライン会議の議事録を正確かつ効率的に作成するための実践Tips10選。会議前の準備(アジェンダ・テンプレート・録画許可)、会議中の記録(文字起こし・チャット活用・スクショ)、会議後の整理(AI要約・レビュー)を3フェーズで解説します。
オンライン会議が日常になった今、議事録の作成難易度は対面会議の比ではありません。 音声が聞き取りにくい、誰が発言しているか分からない、画面共有の内容を記録できない—— オンライン特有の課題に悩む議事録担当者は少なくないでしょう。
この記事では、オンライン会議の議事録を正確かつ効率的に作成するための実践Tipsを 会議の「前・中・後」の3フェーズに分けて解説します。 ツールの活用法から運用ルールの整備まで、明日から使えるノウハウをまとめました。
オンライン会議の議事録が難しい理由
音声品質の問題
対面会議と異なり、オンライン会議ではネットワーク遅延・マイク品質・環境音が 音声品質に直接影響します。 参加者のマイク環境がまちまちなため、聞き取れない発言が発生しやすく、 議事録担当者の聞き直し作業が増えます。
話者の特定が困難
カメラオフの参加者がいると、誰が発言しているのか分からないことがあります。 対面なら顔の向きや口の動きで判別できますが、 オンラインでは音声だけが頼りです。 特に初対面の参加者が多い会議では、話者の特定に時間がかかります。
非言語情報の欠落
対面会議では、うなずき・表情・ジェスチャーなどの非言語情報から 「合意が取れた」「反対意見がありそう」といったニュアンスを読み取れます。 オンラインではこれらの情報が大幅に減少するため、 議事録に「場の空気」を反映させることが難しくなります。
会議前の準備Tips
Tip 1:アジェンダを事前共有する
議事録の質は会議前の準備で8割決まると言っても過言ではありません。 アジェンダ(議題リスト)を事前に参加者全員に共有し、 各議題の目的(情報共有・意思決定・ブレスト)を明記しましょう。
アジェンダがあることで、議事録担当者は「何を記録すべきか」が事前に分かり、 会議中のメモ取りに集中できます。
Tip 2:議事録テンプレートを準備する
会議の開始前に、議題ごとのセクションが区切られたテンプレートを用意しておきましょう。 テンプレートには以下の項目を含めます。
- 会議名・日時・参加者
- 各議題のタイトルと割り当て時間
- 決定事項の記入欄
- アクションアイテムの記入欄(担当者・期限)
- 次回会議の日程・議題
Tip 3:録画・録音の許可を取る
オンライン会議ツールの録画・録音機能は議事録の最強のバックアップです。 会議冒頭で参加者に録画の許可を取り、 録画を開始してから本題に入りましょう。 録画データがあれば、聞き逃した発言も後から確認できます。
会議中の記録Tips
Tip 4:リアルタイム文字起こしツールを併用する
Zoom・Google Meet・Teamsには自動文字起こし機能(字幕・トランスクリプト)が 搭載されています。これを有効にしておくと、 発言のテキストデータが自動的に生成されるため、 議事録担当者はゼロから書く必要がなくなります。
さらにNottaやAI GIJIROKUなどの外部ツールと連携すれば、話者分離付きの高精度な文字起こしがリアルタイムで得られます。
Tip 5:「決定事項」と「アクションアイテム」はその場で確認する
各議題の終了時に、ファシリテーターが「今の決定事項は○○ということでよろしいですか?」と 口頭で確認する習慣をつけましょう。 この確認発言が録画データにも残るため、 後から議事録を整理する際の重要なアンカーになります。
Tip 6:チャット機能を活用する
オンライン会議のチャット欄は議事録の補助記録として非常に有用です。 参加者に「重要な数値や固有名詞はチャットにも書いてください」とお願いしておくと、 聞き取りにくい情報もテキストで確実に残せます。 URL、ファイル名、担当者名など、口頭では曖昧になりがちな情報はチャットに書いてもらいましょう。
Tip 7:画面共有の内容をスクリーンショットで残す
プレゼン資料やダッシュボードの画面共有中は、重要なスライドやデータのスクリーンショットを撮っておくと 議事録作成時に「何の資料を見ながら議論していたか」が明確になります。 WindowsならWin+Shift+S、MacならCmd+Shift+4で簡単に撮影できます。
会議後の整理Tips
Tip 8:24時間以内に議事録を完成させる
議事録は記憶が新鮮なうちに完成させるのが鉄則です。 理想は会議終了後2時間以内、遅くとも24時間以内に仕上げましょう。 時間が経つと「あの発言の意図は何だったか」が曖昧になり、 確認のやり取りが発生してしまいます。
Tip 9:録画データとAI要約を組み合わせる
会議の録画データをAI要約ツールに入力し、自動生成された要約をベースに人間が編集する ハイブリッドアプローチが最も効率的です。 AIが作成した要約の70〜80%はそのまま使え、 残りの20〜30%を人間が修正・補足することで、 高品質な議事録を短時間で完成させられます。
Tip 10:共有前にレビューを行う
議事録を参加者に共有する前に、主要な意思決定者にレビューを依頼しましょう。 「この決定事項の表現は正確ですか?」「アクションアイテムの担当者は合っていますか?」と 具体的に確認することで、認識のズレを防げます。
おすすめツール・設定
Zoomの設定
- 自動文字起こし:設定 → 「オーディオトランスクリプト」をON
- クラウド録画:録画データはクラウドに保存し、チームで共有
- AI Companion:会議の要約とアクションアイテムを自動生成(有料プラン)
Google Meetの設定
- 文字起こし機能:Google Workspace Business Standard以上で利用可能
- 録画:Google Driveに自動保存され、文字起こしデータも生成される
- Gemini連携:「Take notes for me」機能で自動的に議事メモを生成
Microsoft Teamsの設定
- トランスクリプト:会議中に「文字起こしを開始」をクリック
- Copilot:リアルタイムで議事メモと要約を生成(Copilotライセンス必要)
- 録画:OneDrive/SharePointに自動保存
チームで決めるべき運用ルール
議事録担当のローテーション
議事録作成を特定の人に固定すると負担が偏ります。チーム内でローテーションするか、 AI文字起こしツールの導入でそもそもの負担を軽減しましょう。
議事録の保管場所を統一する
Notion、Confluence、Google Docs、SharePointなど、議事録の保管場所をチームで統一しておくことが重要です。 「あの会議の議事録どこだっけ?」という検索コストをゼロにしましょう。 会議名・日付で命名ルールを決め、フォルダ構成も統一します。
録画データの取り扱いポリシー
録画データには参加者の顔や発言が含まれるため、保存期間・アクセス権限・削除ルールを事前に決めておく必要があります。 特に社外の参加者がいる会議では、録画の同意取得と データの取り扱いについて明文化しましょう。
まとめ
オンライン会議の議事録は、「準備→記録→整理」の3フェーズを 仕組み化することで劇的に楽になります。 事前のアジェンダ共有とテンプレート準備、 会議中のリアルタイム文字起こしとチャット活用、 会議後のAI要約とレビュー——この流れを定着させましょう。
特にAI文字起こし・要約ツールの導入は、議事録の質とスピードを 同時に引き上げる最も効果的な投資です。 まずは次の会議で録画をONにし、 AI要約ツールの無料トライアルを試してみてください。「議事録は会議後すぐに共有される」が当たり前のチームを目指しましょう。
議事録の要約テクニックについてさらに詳しく知りたい方は議事録の要約テクニック6選もあわせてご覧ください。
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